乾燥かぼちゃの戻し方
乾燥かぼちゃの使い方・戻し方
そのまま頬張ったり、スープなどの一品のために簡単に使えるよう、細切りにカットしました。そのため、ヘタ・種・ワタ取り、切りにくい硬さに手こずることなく、手軽に甘いかぼちゃが味わえます。
今回は、乾燥かぼちゃを使った3つの戻し方をご紹介します。それぞれの方法で楽しめる食感やレシピもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
【そのまま入れる】料理に入れても煮崩れしない
水戻しの時間 |
0分 |
適した料理 |
パスタやスープ |
水分が抜けている分、煮物や炊き込みご飯、スープに入れても、ほとんど煮崩れしません。牛乳・バター・生クリーム・チーズと合うので、クリーム系のパスタやカルボナーラに絡めても。
【1時間水戻し】歯応えが残るホクホク食感
水戻しの時間 |
1時間 |
適した料理 |
サラダのトッピングやポテトサラダ |
1時間ほど水に戻すと、かぼちゃは程よい歯応えを保ちながらホクホクとした食感が楽しめます。この状態では、かぼちゃ本来の甘さがほんのりと感じられ、特にサラダや炒め物など、さまざまな料理にアクセントを加えることができます。戻したかぼちゃの形がしっかりと保たれるため、料理の見た目にも彩りを添えることが可能です。
- サラダのトッピング: 1時間戻したかぼちゃは、サラダに加えるだけで、ホクホクとした食感と甘さが野菜とのバランスを引き立て、満足感のある一品に仕上がります。
- かぼちゃサラダ: マヨネーズとハチミツで和えたかぼちゃサラダは、かぼちゃの自然な甘みがハチミツと相性抜群です。お好みでクルミやレーズンなどを加えると、さらに深みのある味わいを楽しめます。
- 炒め煮: 1時間戻しのかぼちゃは形が崩れにくいため、醤油やみりん、砂糖などで炒め煮にしても最適です。しっかりした食感が残るので、ほくほく感と甘さが引き立つ一品になります。副菜としても主菜の付け合わせとしても活躍します。
【半日水戻し】甘さをしっかり感じるやわやわ食感
水戻しの時間 |
約12時間 |
適した料理 |
煮込み料理やスープ |
半日かけて戻したかぼちゃは、甘さがぐっと引き立ち、柔らかく滑らかな食感になります。かぼちゃの自然な甘さをしっかりと楽しめるので、煮物やスープなど、甘みを活かした料理に最適です。
ほろりと崩れるほど柔らかくなるので、優しい味わいの料理が作りやすく、特に和風や洋風のスープ料理に使うと、口当たりがなめらかで美味しく仕上がります。
- かぼちゃの煮物風: 醤油、みりん、砂糖などの調味料に漬け込んで煮ることで、かぼちゃの甘さが調味料と混ざり合い、優しい味わいの煮物風に。半日戻しでしっかりと柔らかくなるので、煮込む時間も短く済み、忙しい時にも手軽に作れます。温かくしても冷やしても美味しく、常備菜としてもおすすめです。
- かぼちゃスープ: 牛乳やコンソメで煮込むことで、かぼちゃスープが簡単に作れます。半日戻しでやわやわになったかぼちゃは、スープに溶け込みやすく、まろやかな口当たりを実現します。少しバターや生クリームを加えると、さらに濃厚な仕上がりに。寒い季節にはぴったりの一品です。
乾燥かぼちゃを使った
おすすめレシピ
- 乾燥野菜のパン:お酒のおつまみや、おやつ代わりに食べることができて、美味しくヘルシー。乾燥野菜を使うことで、手軽さはもちろん。食感が生野菜に比べてしっとりなのでパンとの相性が良いです。 レシピはこちら
- 壬生菜とかぼちゃのバナナブレッド:乾燥野菜とバナナの芳醇さが絶妙に調和された、バナナブレッドです。ひと晩おいたほうが味がなじんでおいしくなるので、前日に焼いておくと◎。レシピはこちら
【まとめ】下処理不要で濃厚な乾燥かぼちゃを味わおう
温風にあててじっくり乾燥させているため、生のように加熱しなくても味わえるのが最大の魅力。ゆっくり低温で加熱することによって増す、かぼちゃの甘みもしっかり。食感もホクホクです。
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