これが正解!乾燥野菜のおいしい戻し方

2024年11月24日

水戻しの場合は時間を間違えると食感がイマイチだったり、野菜によってはクセが気になったり。お湯戻しやレンチン戻しは時短になるけど、戻し汁から野菜の旨味がそんなに感じられないことも。乾燥野菜は手軽に使える保存食ながら、その戻し方って実はちょっぴり難しいんです。乾燥野菜が生まれ育った日本料理の小ワザも取り入れながら、おいしい戻し方をマスターしましょう。

乾燥野菜の戻し方

旨味たっぷり、ゆっくり戻し。

生では分からなかった風味や食感だけでなく、旨味の凝縮された野菜ダシがとれることも乾燥野菜の魅力。乾燥野菜も昆布のように、ゆっくり戻すことを意識すれば、旨味たっぷりの野菜ダシがとれます。旨味を引き出す戻し方は料理によって異なるものの、下処理いらずの乾燥野菜だからとっても簡単。

乾燥野菜のピクルス

ピクルスなどの酢漬け

お酢やお水、昆布ダシなどを混ぜ合わせた調味液に、半日くらい漬け込むことで旨味たっぷりの酢漬けに。お酢を使うことで日持ちし、常温保存できるから作り置きおかずにぴったりです

紅生姜の作り方レシピはこちら

佃煮や煮浸し

佃煮や煮浸し

調味料や昆布、お水などと一緒に中火でゆっくり炊き上げ、沸いたら密閉容器に入れて余熱で仕上げるのがポイント。余熱で仕上げることによって野菜自らのダシもしみ、やわらかく戻ります。

万願寺とうがらしの煮浸しレシピはこちら

乾燥野菜入り味噌

乾燥野菜入り味噌

半日ほど、味噌にそのまま乾燥野菜を入れておくだけで、野菜ダシ入り味噌の出来上がり。おススメのダシとり乾燥野菜は、昆布と似た性質のトマト。種の酸味と果肉の旨味がダシになります。

乾燥野菜入り味噌のレシピはこちら

煮切り酒の作り方

お酒を使った、小ワザのススメ。

水戻しした時に気になる乾燥野菜のクセは、日本料理に欠かせないお酒で解決。クセを和らげるのはもちろん、やわらかく戻したり、旨味を引き出したりと、お酒は乾燥野菜のおいしい!を耕す絶好の調味料なんです。使うお酒は、日本料理では隠し味にもなる、煮切り酒がおススメです。

煮切り酒の作り方

お鍋に純米酒や清酒を入れ、蓋をして弱火で3分ほど加熱し、アルコールが蒸発したら完成。

煮切り酒の作り方

煮切り酒の保存方法

余った煮切り酒は、冷蔵庫で保存を。保存してからは1週間ほどで使い切りましょう。

煮切り酒の使い方

戻す前の乾燥野菜に振りかけ、軽く揉んで10分ほどなじませておくと、調理して戻した時に一段と野菜の旨味がアップします。煮切り酒は霧吹きに入れて使うと、振りかけやすくて便利です。

煮切り酒の使い方
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