乾燥玉ねぎの戻し方
乾燥玉ねぎの使い方・戻し方
寒い冬の畑でうんと甘みを蓄えた、やわらかくてジューシーな春の新玉ねぎにこだわりました。乾燥させることで更に辛みが抜けた、春だけの甘い幸せが手軽にオールシーズン楽しめます。
今回は、乾燥玉ねぎを使った3つの戻し方をご紹介します。それぞれの方法で楽しめる食感やレシピもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
【そのまま入れる】サラダのトッピング
水戻しの時間 |
0分 |
適した料理 |
サラダのトッピングやピクルスなど |
水戻しせずに、サラダにトッピングしたり、そのままスープに入れたり簡単に美味しいのが特徴。和洋中を問わず、スープや炊き込みご飯に。ピクルスにしたり、ツナなどの缶詰食材と和えても。サラダにぴったりの新玉ねぎと同じように、おやつ感覚でそのまま味わうのもおススメです。
【10分水戻し】ほんのり辛みあるシャキシャキ食感
水戻しの時間 |
10分間 |
適した料理 |
ポテトサラダなど |
10分ほど戻すと、シャキシャキとした歯応えがあり、玉ねぎ特有の甘みや辛み、香りがしっかりと残ります。玉ねぎらしい風味を存分に楽しむことができ、特に生食に適しており、サラダや冷たい料理に向いています。短時間で戻せるため、忙しい時にも手軽に使えるのが魅力です。
- サラダ: 10分戻した玉ねぎは、サラダにそのまま加えるだけで、シャキシャキとした食感とさっぱりとした辛みがアクセントになります。特にレタスやトマトなどの野菜と合わせると、玉ねぎの風味が引き立ち、食感のバランスも良くなります。
- ポテトサラダやマカロニサラダ: マヨネーズと塩胡椒で和えるだけで、簡単にポテトサラダやマカロニサラダの具材として使えます。玉ねぎのシャキシャキ感が加わることで、サラダ全体にアクセントが生まれ、食べ応えのある一品に仕上がります。
【半日水戻し】歯応えは残しつつ柔らかい食感
水戻しの時間 |
約12時間 |
適した料理 |
煮物などの煮込み料理 |
半日ほど戻すと、玉ねぎは柔らかくなりつつも、程よい歯応えが残ります。この状態では、玉ねぎの辛みが抜け、自然な甘みが引き立ちます。煮物や炒め物に加えると、玉ねぎの甘さが料理全体に溶け込み、優しい味わいが楽しめます。柔らかくなった玉ねぎは、火を通すとさらにトロリとした食感に変わり、煮込み料理に最適です。
- 煮物: 煮物に加えると、玉ねぎの甘みが他の具材や出汁と混ざり合い、深い味わいが楽しめます。半日戻しの柔らかい玉ねぎは、煮込むことでさらに味を吸い込みやすくなり、家庭的な温かみのある料理に仕上がります。
- 鶏肉と一緒に: 鶏肉を焼いた後、最後に玉ねぎを加えて炒めると、甘さが際立つ玉ねぎが鶏肉の旨味を引き立てます。玉ねぎが柔らかくなり、鶏肉と一体感のある食感と風味が楽しめる一品になります。
乾燥玉ねぎを使った
おすすめレシピ
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ポテトサラダ:ポテトサラダにアボカドを加えてみました。いつもなら刻んだ玉ねぎだけど、乾燥玉ねぎを入れて。食感もあって、噛むほどに甘みを感じます。レシピはこちら
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ドライカレー:夏になると食べたくなるメニューのひとつが「カレー」です。カレーパウダーに含まれるスパイス類には、高い抗酸化作用や消化促進効果があるので、おのずとカラダが欲するのでしょうかね。ダルくなりやすい今の季節にぴったりな、「ドライカレー」をつくってみました。レシピはこちら
【まとめ】やわやわ甘々の玉ねぎを味わおう
生で食べるよりもやわらかくて、水分を含ませると新玉ねぎのみずみずしさが簡単に戻ります。甘い旨味が口の中でほどけていく、とろとろ&ふわふわ食感は、乾燥玉ねぎでしか味わえません。
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