乾燥野菜の食物繊維
忙しくなる一日に備えて、しっかり朝食をとった!なのに、すぐ睡魔が襲ってきて午前中からパフォーマンスはガタ落ち…。だったら朝は食べない!というのも腹ペコで作業に集中できないわ、その反動でお昼に食べ過ぎ、結局午後も睡魔が遅れてやってくるわの悪循環…。
そんな食後の眠気は、ほとんどが血糖値の上げ下げによるもの。朝食の内容を見直すなら、乾燥野菜に注目です。
乾燥野菜の食物繊維で、
糖質の吸収がスローに。
食べる順番は、まず野菜。それが身体に良いとされる理由は、野菜の豊富な食物繊維によって、血糖値の急上昇が防げるからなんです。さらに、乾燥させた野菜は旨味がギュッと凝縮しておいしくなる上、食物繊維の含有量までアップ!
たとえば、文部科学省の日本食品標準成分表2020年版(八訂)で、定番の切り干し大根とOYAOYAで人気のドライトマトを調べてみると…。
可食部100gあたりの食物繊維総量は、生の状態と比較して何と20倍近く(※1)。そもそも食物繊維は、糖質がゆっくり吸収されるよう働きます。生野菜より食物繊維たっぷりの乾燥野菜なら、モグモグ噛んで味わえるから消化もゆっくりになって、さらに糖質の吸収がスローペースに♪
(※1)参考ページ/https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html
食後の眠気と、血糖値の関係。
この糖質の吸収スピードによって、血糖値の上がり方は変わります。というのも、栄養成分の中で最も素早く体内に吸収されるのは、ずばり糖質。糖質が分解されて生まれるブドウ糖もまた、脳や身体を動かすのに即効性があるエネルギー源です。
血糖値とは、血液中を流れるブドウ糖の濃度を指します。血糖値は、インスリンというすい臓から分泌されるホルモンの働きと共に、血液中のブドウ糖がエネルギーとして使われることで下がっていきます。だから、糖尿病でインスリンの分泌量が少なかったり、いきなり過剰に糖質を摂ってしまうと、血糖値は急上昇!健康な人でも、糖質の過剰摂取でインスリンが大量に分泌されると、血糖値は高い状態から急激に下がってしまい…。
そんな血糖値の激しい変動によって、食後に眠気やだるさを感じたり、集中力が低下したりするんです。
調子の上がる朝食は、
乾燥野菜におまかせ。
では、血糖値の上げ下げは穏やかに、朝から調子を上げる食事は、一体ナニがいいんでしょうか?おススメはもちろん、ゆっくり糖質が吸収できるよう働く、食物繊維たっぷりの乾燥野菜。忙しい朝も、OYAOYAの乾燥野菜ならお味噌汁やカップスープにそのまま入れるだけで、血糖値を急上昇させない朝食が簡単に作れます。乾燥野菜と組み合わせる食材や調味料は、たんぱく質(サラダチキンやオイルツナ缶など)と適度な脂質(オリーブオイルやサバ缶など)が摂れるモノをどうぞ。
食物繊維と同じように、一段と糖質の吸収がスローになります。朝はご飯派という人は、乾燥野菜入りのお粥もお試しあれ。胃腸にやさしく、白米の量は控えながらも、水分たっぷりだから満腹感がありますよ♪OYAOYAの中華粥レシピなどを参考に、乾燥野菜モーニングを始めてみませんか? ≪乾燥野菜の中華粥レシピ≫
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