年鑑 日本のパッケージデザイン2023に掲載

乾燥野菜ブランド OYAOYAのパッケージが、日本パッケージデザイン大賞のVI・BI部門で入選し「年鑑 日本のパッケージデザイン2023」に掲載いただきました。

年鑑 日本のパッケージデザイン2023

年鑑 日本のパッケージデザイン2023

野菜は不幸だ

OYAOYAは2023年度、日本のパッケージデザイン大賞VI・BI部門で入賞しました。その際、審査員の西村雅信先生よりこのようなコメントをいただきました。(以下、引用)

"野菜は、不幸だ。なぜなら店頭でパッケージデザインの恩恵を受けていないから。対して箱や袋、缶やビンに入った商品は、迷うこと無く前から順番に買われていく。だが、野菜は違う。色、形、傷、そして重さまでも「賢い消費者」?に比べられているのだ。OYAOYAから、そもそも「パッケージデザインとは何か」を考えさせられた。"(西村雅信)

野菜は不幸だ

"自分の成長にも必要な水分や栄養を兄弟に分け与えて、曲がってしまった家族思いのきゅうり。フカフカした土のベッドが心地よく、実が割れるまで眠ってしまったお寝坊さんのラディッシュ。
スーパーやデパートなどの店頭に並ばず、街の日常では見かけない規格外の野菜たちには、ヒトに喩えるなら家族構成や家庭環境、その子の性格といった様々な事情により、見た目が整わないせいで規格をクリアできなかった、誰も知らないストーリーがあります。"

これはOYAOYA創業時に、規格外野菜について記載をした記事の一文です。野菜にも人間と同じように、成長して収穫、そして出荷されるという人生のようなものがあります。規格をクリアできなかった野菜は、スポットライトが当たらない場所にいく運命になることも多いです。

ただ、規格が良く正常に出荷された野菜もスーパーや小売店などの販売先でスポットライトが当たらずそのままの人生を終えてしまうといったサイドストーリーがあるなと、今回のコメントで思いました。昨今、畑のフードロスに着目されていますが、スーパーでも同様に廃棄の野菜が出ています。しかしそれらは、店頭で並び年老いてしまったが故に、行き場をなくし廃棄という現実が待ち受けているのがほとんどです。

野菜が行く場所

OYAOYAが提携している農家さんの中には、京丹波産ラディッシュ[京こまり]や久美浜産[やりすぎトマト]など、メディアで話題のとびきり甘いプレミアム野菜もあります。これらは、個性が強すぎる野菜ではありますが、それが評価ポイントとなりお客さんが付いているので、レールに乗らずに出荷のルートを辿っていきます。

今回のコメントをもとに、人間で言う学歴や仕事などの可視化できるものはパッケージデザインであり、農家さんの育て方の方針は家庭環境など。
野菜も人間も似たもの同士だなと思いました。野菜の価値がどうしたら上がっていくのか。それが本当に野菜・農家さんにとって大事なのかをOYAOYAを通じて考えていければと思います。


乾燥野菜を試してみる

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