乾燥ビーツ

驚きの栄養価からスーパーフードとしておなじみのビーツ。甜菜（てんさい）糖の原料になる甜菜の仲間とあって、乾燥させると一段と甘くなります。魅せる真紅はポリフェノールの一種である、ベタシアニンという色素によるもの。ポリフェノールたっぷりの赤い戻し汁も料理の彩りに。

ビーツは硬いので皮むきに手間がかかり、土付きの場合は水洗いも大変。乾燥させたビーツなら下処理の必要がなく、土っぽい風味を和らげるための下茹でも生のビーツより時短できます。また、乾燥させてもビーツ特有のしっかりとした食感が楽しめ、甘味だけでなく旨味も増します。

■ スーパーフードとしてお馴染みのビーツ
■ 色鮮やかな真紅はポリフェノールの一種
■ 土洗いや皮剥きなどの下処理が不要
■ 料理に合わせた細切りと角切りがあります

乾燥ビーツの使い方

細切り

ボルシチのようなスープや煮込み料理はもちろん、軽く戻して調味料を含ませながらきんぴらにしたり、オリーブオイルとお気に入りのお酢でキャロットラペ風に仕上げるのもおススメです。

角切り

ボルシチのようなスープや煮込み料理はもちろん、柔らかくなるまで茹でてチョップドサラダにしたり、ポテトサラダと和えても。甘さと食感を活かして、蒸しパンやスコーンの具にもどうぞ。

水戻しの方法

■ ボルシチのような煮込み料理はもちろん、ラペやマリネもおすすめ
■ ごろごろ食感があるのでポテトサラダがおすすめ

乾燥ビーツを使った
おすすめレシピ

• ドライビーツの冷製ポタージュスープ：ビーツは、抗酸化力の高い成分「ベタシアニン」を含むスーパーフードのひとつです。栄養を丸ごといただくスープをつくりました。レシピはこちら
• ドライビーツゼリーの3層ケーキ：ビーツはてんさい糖の原料になる”甜菜”の仲間なので、スイーツにしていただくのも推したいところ。今回はビーツゼリー、チョコレートムース、小松菜のスポンジで3層にしてみました。 レシピはこちら